物理の駅 by onsanai

Physics-station 研究で日々感じたことを忘れないための備忘録

Windows 10でROOT6 (CERN)を動かそう

最終更新: 2019/04/10

bellenot氏曰く、Windows (Visual Studioのcl.exe)でROOT6が動く(コンパイルできる)らしい。だが私の環境では動かなかった。Visual Studio 2019ではコンパイルは一発で通った。だが起動時にエラーが出た。ROOT5は動くので、私の見解としては、Visual Studioを使い続けたい人は、ROOT5を使えということになる。

最も簡単にROOT6を動かす方法は、WSL(Windows Subsystem for Linux)上で動かすことなので、下記のURLでインストール法を書いた。参照にされたし。

Windows Subsystem for Linux (WSL) でCERN ROOTバージョン6を動かすまで - 物理の駅 by onsanai

最終更新: 2018/10/29

https://go.microsoft.com/fwlink/p/?linkid=870807

Windows用のROOT6はプレビュー版がリリースされています。これは、Visual Studio 2017が必須です。無料のCommunity版でも良い。しかし、Visual StudioC++コンパイラーのバグにより、現状プレビュー版ROOT6用は正常に動きません。

Assertion failed occurred when executing compiled exe with Visual Studio 2017 - ROOT - ROOT Forum

バグレポートとbellenot氏の返答を参照。

ROOTのインストール方法の日本語訳

Downloading ROOT | ROOT a Data analysis Framework

僕の流儀はZIPからインストールなのでそちらだけ。

伝統的な変種(筆者注: 変種ってどう訳すの?)。7zip(筆者注: おすすめなので入れておくべし)などで解凍する。ROOTはMicrosoft Visual Studioコマンドプロンプト(スタートメニューのプログラムのVisual Studio 2017 VS 2017 用)から始める。ROOTを C:\root にインストールしたとき、ROOTを使う前に必要な環境変数をセットアップするために C:\root\bin\thisroot.bat を実行せよ。

重要なインストール手法

  • システムにインストールされたのと完全に同じバージョンのVisual Studioでビルドされた(筆者注: 今回はVS2017)バイナリをダウンロードする必要がある。
  • ブランク文字を含む(筆者注: 日本語のパスを含む)ディレクトリにZIPを解凍してはならない。
  • パフォーマンスが重要な場合(筆者注: 基本的に必要である)は、リリース版を入手せよ。
  • コードをデバッグ(筆者注: ここでのデバッグは、ROOTそのもののデバッグを意味する。コードがコンパイルできないなどの問題の多くは、ROOTではなく君が書いたコードにバグがある)する場合、ROOTのデバッグ用ビルドが必要。マイクロソフトの制限のため、リリース版とデバッグ版を混在はできない。