- Pythonのインストール
- PATHを通す
- 各パッケージのインストール
- 日本語フォント
- Jupyterlabのextension
- Windowsでipynbをjupyter labで開く
- PIPについて
Anacondaは使い方がよく分からない、ということで、Pythonからダウンロードすることを推奨する、という結論に落ち着きそうである。
Pythonのインストール
https://www.python.org/ftp/python/3.8.2/python-3.8.2-amd64-webinstall.exe
Visual Studio が正式対応しているのはPython3.7なので、そっちでも可。
Customize installationへ
PATHを通す
インストール直後だとフォルダは作成されてないこともある。
%LOCALAPPDATA%\Programs\Python\Python38 %LOCALAPPDATA%\Programs\Python\Python38\Scripts %APPDATA%\Python\Python38\Scripts
Python3.7の場合
%LOCALAPPDATA%\Programs\Python\Python37 %LOCALAPPDATA%\Programs\Python\Python37\Scripts %APPDATA%\Python\Python37\Scripts
最新のWindows 10だと、PythonのMicrosoft StoreへのPathが既に設定されていることがあるので、以下のPathの優先順位を下げるべし。
%USERPROFILE%\AppData\Local\Microsoft\WindowsApps
各パッケージのインストール
--user
をつけると ユーザーフォルダに保存されるが、一部のプログラムでは --user
にないことを前提としてコードが書かれてるので、特にこだわりがなければ --user
なしで良いだろう。
数学系
pip install numpy scipy
numpyは1.19.4にバグがあるので1.19.3を入れるべし
pip install numpy==1.19.3
jupyter
pip install jupyter jupyterlab jupyterlab_launcher
--user
オプションをつけてから Printしようとするとできなかったり、 Export Notebook As
で項目が出てこないことがある。--user
は必要ない。 検索用のエラーメッセージは以下の通り。
"Jupyter Notebook requires JavaScript. Please enable it to proceed."
value = obj._trait_values[self.name] KeyError: 'template_paths'
画像処理
pip install opencv-python
グラフ描画ツール
pip install matplotlib
岐阜で必要なパッケージ
pip install affine6p uncertainties
pip install tensorflow tensorflow-gpu keras
pip install pyyaml
日本語フォント
Windows版
そのままだとmatplotlibで日本語フォントが使えず、いわゆる豆腐現象が起きてしまうため、下記の手順で導入する。
- https://ipafont.ipa.go.jp/node17#jphttps://forest.watch.impress.co.jp/library/software/ipaexfont/ からIPAexフォント(IPAexフォント 明朝とゴシック)をダウンロードする
- それぞれ
ipaexg.ttf
ipaexm.ttf
をダブルクリックしてインストールする %userprofile%\.matplotlib
というフォルダ(なければ%userprofile%
に行って作成)でmatplotlibrc
というファイルを作成するfont.family : IPAexGothic
とだけ書いて保存.matplotlib
内のtex.cache
フォルダとfontlist-*.json
を削除する- jupyterを立ち上げ直す
Ubuntu版
sudo apt install fonts-noto-cjk
でゴシック体をインストールする。~/.config/matplotlib/matplotlibrc
にfont.family : Noto Sans CJK JP
を追加する~/.cache/matplotlib
をrm -r
で削除する- jupyterを立ち上げ直す
Jupyterlabのextension
nodejsを入れよと言われることがあるのでインストールする
Windowsでipynbをjupyter labで開く
%LOCALAPPDATA%\Programs\Python\Python38\Scripts または %LOCALAPPDATA%\Programs\Python\Python37\Scripts
以下に、jupyter-lab.exe
があるので、このファイルを開く方法を選ぶの一番下、これを開くから選ぶ。
以下、メモなのでやらなくてもよい
PIPについて
--user
の意味
--user
をつけないでインストールすると
%LOCALAPPDATA%\Programs\Python\Python38\Lib\site-packages
へパッケージは保存される。一方、--user
をつけると
%APPDATA%\Python\Python38\Lib\site-packages
へ保存される。Roaming
の方はドメインに参加しているときに、ユーザーのローカルデータを同期される。Localの方のデータは同期されない。スタンドアローンのPC(皆さんのラップトップPC)で実行している時は気にしなくても良いし、付けても付けなくても現実問題変わらない。VSCodeでPythonのパッケージをインストールするとお節介にも--user
を付けてくれる。
上記の事情から、Pythonをアンインストールする時は、プログラムのアンインストールをした後、下記の両方を削除するように。
%LOCALAPPDATA%\Programs\Python\Python38 %APPDATA%\Python\Python38
PIPのインストール
パッケージ管理ソフトであるPIPは必須である。解説は Installation - pip documentation v20.3.3 にあるが、
まずは、get-pip.pyをダウンロードして、
bitsadmin.exe /TRANSFER download https://bootstrap.pypa.io/get-pip.py %cd%\get-pip.py
Pythonで実行する
python get-pip.py
その後、
where pip
でPATHが見えれば完了
PIPコマンド
ユーザー権限でのインストール
pip install インストールしたいパッケージ --user
インストール済みのパッケージ一覧
pip list
アンインストール
pip uninstall アンインストールしたいパッケージ
アップデートの確認
pip list --outdated
バージョンの記録方法
pip freeze > requirements.txt
記録したバージョン一覧から復元
pip install -r requirements.txt
PIP自体のアップグレード (だがやらないほうが良い)
pip install --upgrade pip