物理の駅 Physics station by 現役研究者

テクノロジーは共有されてこそ栄える

Windows: WSL上のCentOSでGUIを使う

Ubuntuと必要な操作はほぼ同じ。

以下のサイトからCentOS7かCentOS8のZIPファイルをダウンロードする。

github.com

CentOS6の環境テストをしたかったので、今回は古い方のCentOS7をダウンロードした。ZIPファイルを解凍して、CentOS7.exe を起動するとWSLにインストールされる。なんとデフォルトのユーザーはrootなんですね。びっくりです。

Ubuntu等がインストールされていて、2回目以降に起動するときは、wsl -d CentOS7とする。

Xを飛ばすためのパッケージをインストール

yum install xauth libXtst libXrender -y

GUIテストのためのxeyesをインストール

yum install xeyes -y

emacsなんか使いたくないのでnanoをインストール

yum install nano -y

~/.bashrcを開き、以下の1行を追記

export DISPLAY=$(cat /etc/resolv.conf | grep nameserver | awk '{print $2}'):0.0

VcXsrv Windows X Serverを起動し、ターミナルを起動し直すか、source ~/.bashrcを読み込む。echo $DISPLAY

100.100.100.100:0.0

などと表示されるはずである。

github.com

で紹介しているVcXsrvをインストールし、-acのオプションをつけて起動しておくと、xeyesでマウスを追随する目ん玉が表示されるはずである。

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