手持ちのSurface Bookが、持ち運びのために閉じたにもかかわらず、1時間後もラップトップが温かいままだったのが不思議で少し調べてみた。
まずは、以下の記事を読んで欲しい。
このモダンスタンバイ状態への遷移は、イベントビューアーでどう表示されるのだろうか? Surface Book の画面を閉じて、1分後に開いた時のKernel-Power
関連のイベントを抜き出してみる。
- システムがコネクト スタンバイ状態になります 理由: Lid。
- 接続がスタンバイ状態です: Disconnected、理由: 7
- 接続がスタンバイ状態です: Connected、理由: None
- システムがコネクト スタンバイ状態を終了します 理由: Lid。
英語だと以下のように表示されるはずである。
- The system is entering connected standby Reason:
- Connectivity state in standby: Disconnected, Reason:
- Connectivity state in standby: Connected, Reason:
- The system is exiting connected standby Reason:
文字だけだと理解に苦しむが、それぞれの状態変化を先程のマイクロソフトの記事内の図に書き加えるとすぐに理解できる。
1.と2.の間はある程度の時間がかかっている(10~数10秒)ので、Disconnectedのモダンスタンバイ状態への遷移には何らかの処理が必要なようだ。一方、3.から4.の間は1秒ないしは0秒の時間しかかかっておらず、即座に遷移が起きるようだ。
正確さは失われるかもしれないが、以下のように書き直すと分かりやすい。
- 通常動作中の状態から、モダンスタンバイ状態になります
- インターネットとの接続を切ります
- インターネットへ接続します
- モダンスタンバイ状態から、通常動作中の状態になります
なるほど。
バグるとこうなる。ラップトップのディスプレイは閉じているのに、勝手にインターネットへ接続してしまい、電源を消費する。
C:\Users\Masahiro>powercfg /a 以下のスリープ状態がこのシステムで利用可能です: スタンバイ (S0 低電力アイドル) ネットワークに接続されています 以下のスリープ状態はこのシステムでは利用できません: スタンバイ (S1) システム ファームウェアはこのスタンバイ状態をサポートしていません。 S0 低消費電力アイドルがサポートされている場合、このスタンバイ状態は無効です。 スタンバイ (S2) システム ファームウェアはこのスタンバイ状態をサポートしていません。 S0 低消費電力アイドルがサポートされている場合、このスタンバイ状態は無効です。 スタンバイ (S3) システム ファームウェアはこのスタンバイ状態をサポートしていません。 S0 低消費電力アイドルがサポートされている場合、このスタンバイ状態は無効です。 休止状態 この休止状態ファイルの種類では休止状態はサポートされません。 ハイブリッド スリープ スタンバイ (S3) は使用できません。 休止状態は使用できません。 ハイパーバイザーはこのスタンバイ状態をサポートしていません。 高速スタートアップ 現在のシステム ポリシーでは、この操作は無効になっています。
スタンバイ時にネットワーク接続させない方法
powercfg -setdcvalueindex scheme_current sub_none CONNECTIVITYINSTANDBY 0 powercfg -setacvalueindex scheme_current sub_none CONNECTIVITYINSTANDBY 0