物理の駅 Physics station by 現役研究者

テクノロジーは共有されてこそ栄える

SRIM 2013を日本語版 Windows 10 64bitで動かすためのメモ

とても個人的なメモなので、使えなくても泣かないお約束で。

SRIM本体は下記のURLからインストールする。

http://www.srim.org/SRIM/SRIMLEGL.htm

Msvbvm50.dll がないと怒られるので、下記URLからMsvbvm50.exeダウンロードし実行する

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/180071/file-msvbvm50-exe-installs-visual-basic-5-0-run-time-files

RICHTX32.OCX がなんとかってエラーが出るので、下記URLから Visual Basic 6.0 Service Pack 6 をダウンロード

Download Visual Basic 6.0 Service Pack 6 from Official Microsoft Download Center

適当なフォルダに展開し、さらにフォルダ内の RichTx32.CAB を展開する。

RICHTX32.OCX というファイルがあるので、 C:\Windows\SysWOW64 にコピーし、管理者権限のコマンドプロンプト

cd C:\Windows\SysWOW64
regsvr32 RICHTX32.OCX

を実行する。同様の処理をさらに4つのファイルで行う

  • COMDLG32.CAB
  • MSFLXGRD.CAB
  • TABCTL32.CAB
  • COMCTL32.CAB
regsvr32 COMDLG32.OCX
regsvr32 MSFLXGRD.OCX
regsvr32 TABCTL32.OCX
regsvr32 COMCTL32.OCX

これで、 SR.exe (静的にdE/dx やStragglingを計算するソフト)や、 TRIM.exe (動的に粒子を打ち込むソフト)が動くはずである。

TRIM.exe を実行するための TRIM.in ファイルを作るための TIN.exe は動かない。 SRIM.exe に特段の機能は無い。